2011年10月4日火曜日

フルマラソンより遠い世界の話 250キロ走る大会とかあるんですよ

職場でフルマラソンに参加していることを公言しているので、時々「すげえな」とかコメントされます。
一般の人にとっては走って42キロ、とか意味不明の行為で想像ができないのかも知れないですね。
僕もフル体験前は30歳前にフルマラソン走れば人生観変わるかも、と漠然と大事業のように思っていた時期がありました。

けれども、実際体験してみるとそれほどの艱難辛苦を感じることは無かったのです。
タイムを縮めていくという点では今後も向上の余地はいくらでもあるんだけど、フルマラソンって体験してみるとそこまで恐ろしいものではないですよ。

僕は全力でぶつかる課題を探索している人間で、そのテーマを今はランニングに設定しています。
今のところ生涯を通して精進していきたいと思っています。
なので、まだ30前だし、目標はフルより遠くを見ることにして色々とDVDや書籍でフル以上の世界を調べてみたりしているのです。

フルマラソン以上のマラソンレースがあることを一般の人はほとんど知らない。
実際、レースと読んでいいのか、参加者は何と競っているのか、よく分からない世界です。
フルマラソンが意味不明ならば、その先の世界は正直異世界だと感じると思います。

この間フォローしているランナーの方がサハラ砂漠のマラソンのエントリー用紙について書いていました。
参加申し込みに「医師による健康診断書」の提出が必要で、しかも

『極度に乾燥した最高気温45度の土地で約200kmのマラソンに出場するにあたり、健康上の問題はありません。』

と書く必要があるとのこと‥。
ちなみに、サハラ砂漠マラソンというのは、7日間230キロを文字通り「サハラ砂漠」で行うレースです。
文章の意味が通じていますかね?
記載に何の間違いも無いですが、サハラ砂漠で7日間230キロ走るのです、1人で。
ウィキペディアにも項目があって
サハラマラソン
過去の参加者が
「コウモリを捕獲して生き血を飲んで乾きを凌いだ」
「乾きに絶望しリストカットしたが脱水症状で出血できず生き残った」
とか、もはやほとんどフィクションみたいなことが書いてあります。

このサハラマラソンは「世界で最も過酷」と形容されたりします。
けど、実はその他にも「世界で最も過酷」な大会は存在しています。

チリのアタカマ砂漠マラソンは250キロ(標高2000メートル超)
ゴビ砂漠も250キロ
砂漠とは反対の極寒で南極大陸マラソンは250キロ

この3つとサハラマラソンで「4大極地マラソン」とか呼ばれたりします。
僕もここまでいったら、多分今とは違う人間になっていますね(笑)

その他にフランス、イタリア、スイスに股がるモンブラン山を走る160キロのトレイルランニングも「世界で最も過酷」とか形容されていましたね。
人間2日間とか走りっぱなしだと、下り坂駆け下りても脈拍が上がらないんですって。
脈拍を上げるぐらいの力がなくなるんだそうですよ。
人間ってどこまで動けるのか、常識的に考えて自殺行為な大会ですよね。
死人も各大会出てしまっているようです‥。

こういう大会を夢想したりしていると、フルとか大したことじゃないように感じますよね。
標高も平地だし、砂漠や南極じゃないし、なにより距離が5分の1ですからね。
100キロのウルトラマラソンの半分も無いかと思うと、フルに壁を感じなくなってきます。

実際にできるかは別の話なんで、とりあえず今の僕はフルで着実に経験値を詰んでいきますが。

でも、世界中の一般から見たら「普通じゃない大会」は頭に留めておきたいな。
ウルトラマラソンは来年に挑戦するかも‥、今年29歳になるので、30歳前に100キロ‥とか、やりたいな、目指そう!と思います。

11月5日 佐倉で小出監督のランニングアカデミー【ラン初心者必見】

ランニングをこれから始めようと思う! 
けどイベントに出るにはレベルが低いよな‥

と思っている人いるならば、必見!これは参加しやすいと思います。

http://www.tokyo-np.co.jp/event/sp/sac/index.html


小出監督はご存知Qちゃんこと、高橋尚子選手をはじめとして多くのトップランナーを育ててきた監督です。
佐倉アスリートクラブはランナーならば知っている人が多いと思いますが、こういったビギナー向けのイベントも行っているのですね。
募集要項を見ますと、参加要件は「1キロほど走れる人(ランニングの部)」とのことなので、これ以上ハードルの低いランイベントは無いものと思われます(笑)
参加費は無料で、先着1000名まで参加できるようですね。
協賛企業からVAAMもいただけるようですよ。
会場が佐倉ということと、駅から遠いことが難点ですかね。近ければ最高ですけど。
募集要項、応募方法のイメージはこちらですが、詳細はサイトから確認した方が分かりやすいと思います。

 
僕は湘南マラソンの2日後で、生きているか微妙なラインだと思いますので参加しない予定です(笑)

肥満を感じるのは腹回り

定期的に運動するようになって2年ぐらい経つのですが、今日体重を量ったら58キロでした。
自分の中の標準体重なので、まあいいかなと思います。
173センチなので数値的には痩せている部類に入るのですが、体の節が基本的に細いので55〜58キロぐらいが過ごしやすいと感じますね。
(僕は体重増減が激しいので、年間で55〜64ぐらいを行き来しています。)

今日は40分間ほど走ってきたのですが、2年以上前の運動習慣が無かった時のことを考えていました。
数値上は標準体重の部類でしたが、感覚的には「太っている」という感覚が強かったです。

で、太っている時に何が嫌かというと腹が凹んでいないことなんですよね。
多くの人が「太った」と感じるのは腹回りだと思うんです。
体重に変化が無かったとしても、「腹だけは出てくる」というのは恐怖ですよね。
見た目が劣化していくように感じて、現代人はストレスを感じると思います。

以前にやせるのなんて簡単だ、という不遜なエントリーを書きました。


ランニングと消費カロリー やせるのなんて簡単だよ

僕は体重の操作ってかなり意識的にできます。
ランニングを90分とか週に3回ぐらいやると、
1日の消費カロリーが摂取カロリーを大きく上回るので、
やせないはずが無いという状態になるのです。

痩せる方法については、一家言ある人が多いと思います。
先ほど見たまとめサイトも、色々な意見がぶつかり合い、楽しいものでした。


腹の肉を効率よく落とすスレ

↑これを読んでみると、僕の感想としては、
食事抜きはダメ、摂取カロリーを減らす且つ消費カロリーを増やす、
ってのが完璧だと思います。
全然具体的ではないんですけど。
持続可能性のある仕組みを作りつつ、原則である「摂取より消費が多ければ痩せる」を実行していけばいいんですよね。

で、この色々な意見を読んで考えたけど、
発表回などの場をセットする
っていうのが、結構効果的なんじゃないかと思います。
要は、引き返せない状態を作って自分を追い込め!という施策ですね。

運動を習慣的にやれば痩せる、と思っていても続かないですよね。
それって、痩せないことで短期的には不利益が無いからだと思うんですよ。
今日運動しないから、明日「糖尿病になる」とか「脂肪肝になる」って劇的な変化は起きないです。
そうすれば、人間は「今日ぐらいいいか」ってなるのが当たり前です。

現在標準体重より太っている人というのは、太るだけの習慣を継続しているわけです。
習慣を変えるというのは、ものすごい抵抗感を感じるものですから、自分の意志だけでやりきろうとすると、難しいものなのです。

なので、「痩せる」にしても「痩せる為に運動して痩せる」というのではなくて、「○○の為に痩せる」と痩せることを何かの手段や必須プロセスにするのが良いと思います。
マラソン大会に参加するとか、ウェディングドレスを着なければならぬ、とか課程で痩せなければ抜き差しならぬ恥辱まみれになるセッティングをしてみてはどうでしょう?

と、まとめスレと同じように「腹を凹ます論議」から「痩せる論議」に脱線してみました。

少し腹回りに関してコメントすると、体重増加ありで腹が出てきた人は、上記にあるように自分を追い込んで運動してください。痩せれば少しは腹回り改善するでしょう(笑)
体重増加なしで腹だけ出てきたというのは、腹筋が弱まったことと食生活にあるのではないかと思います。
そんな方は、こちらの項目等で生活習慣を見直すことをお勧めします。

知っておきたい「お腹のやせ方」5つの秘密