2011年10月15日土曜日

ランニング中の給水は何がいいのか問題

今日は予告通りに最後の代々木公園のナイトランをしてきました。

結局90分ぐらいを走ったのですけど、途中に水分補給するとき自販機が持っていった100円玉を受け付けてくれない!
10円玉は認識してくれたのですけどね。
120円ぴったりを持っていつも走っていますので、100円が認識できないのはとても困ります。

見知らぬ土地で自販機が発見できない時も困ります。小銭はあるのに‥

その自販機で売っているポカリの500ミリを飲みたかったのですが、仕方なく他の自販機を利用することにしました。
とはいっても、代々木公園内の自販機で120円でスポーツドリンクが変えるのはそこだけ。
他はお茶、水、コーヒー、炭酸飲料ぐらいしか買うことができません。
仕方が無いので水を飲んで残りの時間を走り切りました。

え、水でいいんじゃないの?水分補給って?

そんな疑問の声があるかもしれません。

僕は職場でランニングをしていることを公言しているので、水分補給は何がいいのー?と聞かれたりします。
回答としては水やお茶や飲みたいものを飲むのでも、水分補給にはなるんですよね。
ただ、水分補給の効果性を考えるとやはりスポーツドリンクに類するものがベターであると思います。

スポーツドリンクに類するもの、というのは一般的に知られているポカリスエットやアクエリアスですね。
これらと、例えば水との違いというのは「体内での吸収しやすさ」になります。

人間の体内にある水分と補給した飲料との間には濃度差があるのですが、その圧力差(浸透圧)が吸収しやすさに関係してきます。

たとえば水ですと、浸透圧が異なりますのですぐには吸収されず腹に残ることになります。
この場合時間が経ってから吸収されますので、喉の乾きは潤せても体内には浸透していません。

逆にポカリやアクエリアスですと体内の水分とほぼ同程度の濃度ですので、水よりは素早く吸収されることになります。

さらに、人間の体内より濃度が薄い「ハイポトニック飲料」というのもあります。
一般的な認知度は低いかもしれませんが、「H2O」や「アミノバイタル」なんかですね。
こちらは”素早い”補給が可能となります。



ポカリやアクエリって実は水分の他に糖分とかも含んでいて、運動中にも良いのですが、運動前後の方が効果的かもしれません。
食欲が湧かない風邪などの時には、液体の中では栄養素豊富なので有効であると言われています。
特にポカリは栄養素が豊富なのでお医者さんも進めてくれますね。


ランナーの間では「喉の乾きを感じたら負け」と言われます。
一般的な飲料は吸収までに、前述の濃度の関係でタイムラグがありますからね。
さらに、脱水になると「乾いていることに気づけない」という恐ろしい事態になります。

今夏の熱中症の報道が記憶に新しいですが、脱水は最悪の場合は多機能不全で死に至ることもあります。
水やお茶でも水分補給は可能なのですが、特に暑い季節などはできる限り素早いこまめな吸収を心がけることが大事ですね。もちろん、冬も油断は禁物です!
寒さもあるとトイレの問題もあり、ついつい控えめな水分補給になりがちです、難しいバランスとなりますが適度に摂取して走りましょう!

マラソンは生涯楽しめるスポーツ 50歳でも自己記録更新が可能

日経の記事を読んでいたら、たまに連載するマラソン記事があった。
マラソンというスポーツの楽しみ方が書かれているので共有させてください。


50歳を前にして「成長期」 だからマラソンは面白い
編集委員 吉田誠一

「あれをしなければならない」「これができるようにならなくてはいけない」というものがたくさんあって、そういうものをすべてこなすまではやめられないという思いが強い。
すべてをやり尽くし、これ以上やることはないという状態で、にもかかわらず記録が伸びないというなら、悲観的になるが、私の場合はそうでない。「やり残したことがたくさんある」と感じている。「こんなんじゃ、許さない」という憤りが胸にある。
この方は日経の編集委員の方で、42歳からマラソンを初められたとのことです。
ベルリンマラソンを49歳で3時間20分といいますから、全体から見れば良いランナーですね。

2分の記録短縮に4年かかったそうですが、自己記録の更新ができない間も決して悲観的にはならなかったとのこと。
その理由は引用した通りに、ご自身が「未完」と感じていたのでまだまだ成長余力があると思っていたからなのですね。

49歳になって記録更新ができるのだから、マラソンというスポーツは面白い、とおっしゃっています。

そうですねー、長期の楽しみができるマラソンの魔力には僕も魅了されっぱなしです。

個人旅行で行った福岡で旅ラン。大濠公園は良いランニングスポットですね。

僕もマラソンをやるからには生涯スポーツでやり通したいと思っています。
かといって「健康の為にやらねばならぬ」、と感じていたら3日と続かないと思います。
僕が毎日飽きもせずに練習をし、どんどん大会に参加している理由は、この方と同じく僕自身もまだまだ「試してみたい走り」「出てみたい大会」が山積みでそれらを体験したいという思いが強すぎるからですね。

実際に走るのはもちろんのこと、座学でもフォームから筋肉や神経の構造、サプリメント、ランニングギア、映像で楽しんだり、本を読んだり、海外の大会にも行きたいし‥とやりたいことは山積み。
足りないのはお金と時間(笑)
そんな状態で1週間も週末もあっという間に過ぎていってしまいます。

観光地でランをすると、徒歩とは違う景色に気づいたりします。

考えてみれば、引退を意識しない競技ってマラソンぐらいではないでしょうか?
決して負荷が少ない運動ではないのですが、必ずしも他人との競争だけが目的ではないので、どんな結果も自分で受け止めて課題を持って次の大会に臨むことができる訳です。

僕は今年29歳になりますから、これからまだまだ国内外問わず大会に参加することができます。
フルマラソンだけではなく、トレランもしたいしウルトラもトライアスロンなんかも挑戦したいとぼんやりと思ったり。

やればやるほど実力が付いてくるのを実感しますし、大会ごとに結果も出せるようになっています。
そのうち記録が伸びなくなるかも知れないけど、その時は参加大会をウルトラやトレランに変更したりしてまた鍛えていきたいと思います。

3週間後に迫った湘南国際マラソン!楽しみだぜ!

とにかくいろんな大会に出たい、国内も海外も。
60歳までは問題なく走れると仮定して、残された時間は30年はある。
今まで生きてきた人生のすべてをマラソン漬けにして良いのだと思うと、本当にものすごいことができますよね。
もう、そういうのを考えて、ブログなんかに書いていくのが楽しくて仕方ないです。

生涯楽しめるランニングというスポーツにこの年で出会えたことを幸運に思いますし、昨今のランニングブームが見かけ上ではなくて定着しつつある雰囲気にあることに感謝を覚えます。
社会的に参加者の多い競技だと、いつまでも大会やギアが進化していきますからね。

こうやって楽しんでいる以上は、その楽しみをできるかぎり共有してランニングの魅力を伝える伝道師としてもやっていければなあ、と思います。

みなさんも、長く付き合えるスポーツとしてランニングはどうでしょうか?
爽やかな挑戦の記録でもある、リンク先の記事をどうぞご覧くださいませ。

50歳を前にして「成長期」 だからマラソンは面白い

代々木公園ラストナイトランに行ってきます

代々木公園の看板を参考にすると、代々木公園は10月15日の本日まで夜8時まで入れます。

冬季の区分になると夕方5時で閉まってしまいますので、今日が今年の公園内のラストナイトランとなりますね。
この時間ならぼちぼち人もいると思います。
ランニングクラブの人たちが走っているならこっそりと混じってこよう。

うちは代々木公園までジョグで10~15分程度なので、代々木公園はよい練習スポットです。
人気の無いナイトランができなくなるのは悲しいですが、本日は最後のランを楽しんできたいと思いま〜す!