2012年2月14日火曜日

海外への転職者が増えている

海外転職ってのはこれからも増えていくんだろう。

海外への転職、10年度最高 日系企業の採用増

他 の紹介大手のインテリジェンスでも上海法人経由の日本人転職者が11年は前年比25%増えた。同社が1月末に東京で開いた香港とベトナムへの転職希望者向 け説明会には定員60人に対して200人近い応募があった。リクルートの上海法人に11年に登録した日本人の転職希望者は前年の約3倍に膨らんだ。
 中国や東南アジアでは日系企業の現地採用が拡大し、製造業からサービス業へ裾野が広がっている。給与水準も上昇傾向で、30歳前後の若手営業職などが日本から転職する例が目立つ。
まだ3桁だけどトレンドは明らかに来ているな。
どういう人がどういう職種で転職できたのか気になるところ。

国境なき就活 若者、成長続くアジアへ 自分磨き志し「片道切符」 給与・昇進 リスクも覚悟

活躍できる職場を求め、海外で就職先を探す若者が目立ってきた。閉塞感のある日本を飛び出して向かうのは、アジアの新興国。高度成長のまっただ中に身を置 く高揚感があり、世界市場を肌で感じながら働くことができるからだ。20代から30歳前後は内向き志向が強いと指摘される世代だが、現地採用という“片道 切符”の道をあえて選び、将来のキャリアを見据えて自分磨きに努めている。
安定を求めて、一般的な就職をするか。
人と違うことがなによりの差別化になると気づいて、海外に出て行くか。

活躍できる職場を求め、海外で就職先を探す若者が目立ってきた。閉塞感のある日本を飛び出して向かうのは、アジアの新興国。高度成長のまっただ中に身を置 く高揚感があり、世界市場を肌で感じながら働くことができるからだ。20代から30歳前後は内向き志向が強いと指摘される世代だが、現地採用という“片道 切符”の道をあえて選び、将来のキャリアを見据えて自分磨きに努めている。
伸びている市場というのはきっと独特の雰囲気なのだろう。
若者が多いので刺激にもなるだろうと思う。

アジア一緒に成長、日本人は危機感を 留学生座談会

――日本人、とくに若い世代に感じることは。
 ヌルー 日本は快適なので、わざわざ外に出ていこうと思わないのではないか。外への関心も薄い気がする。
 ベーラマニ(シンガポール) デザインなど、クリエーティブな分野では、潜在的な能力は大きいと思う。ただ、次々と訪れる海外の人材と競争が強制されるシンガポールに比べ、海外との競争に慣れていないのではないか。
 ゴー 日本の友人から「日本はダメ。ほかの国に行くしかない」と聞き、怒りを覚えた。もっと貧しい国はどうなるのか。文句を言うなら自分が何かしたらどうか、と。
 ――どうすればいい。
  公私ともに礼儀正しいが、もっと「幸福感」について考えたほうがいい。まだ労働時間も長い。欧州の人々よりも、抑圧されているのではないか。
  いや、むしろ危機意識が足りない。人口減少、財政悪化、年金問題。すべて改革しなければいけないのに、政治家を含め、誰も責任をとろうとしない。
 ディミトリ 足りないものはないくらい成長したので、今後はサービスや技術、インフラ管理が大切になる。農業を見直して地産地消を進めれば、地方でも高齢者が働き続けられるし、若い人も戻ってくるだろう。
日本人はまだまだ平和ボケしているだろう。
日本にいながら世界基準の緊張感を持つのは難しいと思うが、うん、俺もここは危機感もって踏ん張らないとな。

給料減っても海外で転職、希望者が増える理由は

人材紹介大手のジェイエイシーリクルートメント(東京・千代田)が11月中旬に都内で開いた「海外就職相談会」。あいにくの雨にもかかわらず20代後半から30代半ばを中心に約150人が参加した。担当者は「従来と比べると収入が高めの層の参加が目立った」と指摘する。  同社のシンガポールや中国の拠点では、日本勤務より給料が下がる現地採用でも構わない、と域内での転職を希望する現地駐在員が最近増えている。
日本でブツブツと愚痴を言いながら気づけば時間が経ってしまうというよりも、
「給料が上がっていく成長を感じられる」
「得難い経験が得られる」
「必死こいて自分の最大限の成長ができる」
ってほうがよほどよいでしょう。
背景には現地採用の給与水準の上昇がある。日本企業が東南アジアの統括拠点を設けることが多いシンガポールの求人相場は、30歳前後の営業職や事務職で現 在月収約4000シンガポールドル(1シンガポールドル=約60円、約24万円)。日本貿易振興機構(JETRO)が日系企業の現地採用者を対象に実施し た調査では製造業のマネージャー(営業担当課長クラス、大卒以上、実務経験10年程度)の月額基本給は8月時点で4300米ドル(約33万5000円) で、ドルベースで2008年10月比37%上昇した。

海外就職が「選ばれた人」「やる気のある人」から、数年後には一般的な人にまで拡張するか。
現地人採用や給与ダウンでも行く価値が本当にあるのかどうか。
皆がこの問題をどう考えるかで日本の様相もだいぶ変わってくるように思います。