2011年9月29日木曜日

旅行者としては円高について期待して見守っている

日本の経済に与える影響はさておいて、円高傾向が続いているのは旅行者にとっては嬉しいことである。
12月にホノルル行きを控えているものだから、米ドルは特にウォッチしているが、9月は概ね76円代で推移していた。
僕は投資の一環で外貨預金を行っているけど、一番高値で掴んだのは94円だったなあ。
当時は100円切りで騒がれていたぐらいで、76円とはそこから大きく下がったものである。
しかし、76円が高値とは限らないので米ドルの購入は慎重に段階的に行っていく予定である。
とりあえず76円台で3万円ほどは購入しておいた。

昔は概算で1ドル100円で頭で計算していたが、そこから25%オフとなったのだなあ。
ちなみにユーロも対円で9月に市場最安値の101円となった。
10年前に旅行した時は150円ぐらいしたよなあ、隔日の感がある。

しかし、実は米国の物価上昇率が10年前とは大幅に上昇しているという指摘もあって、損得で考えるとあまり得をしていない状況であるとの指摘もある。
これは確かに美術館の入場料なんかを見ているとそうで、バカ高くなっているので一面では真実なんだろう。
けど円高になって旅行者にとっては費用の負担が少なくなるのは間違いないだろう。

以前に紹介した加藤嘉一さんは「アジアでは自国通貨の価値が高くなると外国留学に一斉にいく」てなことを言っていた。
それが自国通貨の価値が上がった国のとる一般的な行動だろうか?
日本ではそういったことはあまり聞かないように思う、むしろ超円安になったほうが、海外脱出が加速するんじゃないか日本の場合は、とか思ったり。
まあ、ともかく、外国にいくのは間違いなく好機ですね。

これから政府が円高対策をしてくると思うので、もしかすると今の状態が最安値かもしれないけど、欧米ともに不安を抱え先の円高対策の介入がさして効果を発揮しなかったことを考えると、もっと安くなる可能性は十分にあるように思う。
政府がこの間やったのは4兆円だっけか?あれは何の効果ももたらさなかったが単純に溶けてしまったのかな‥、税金からでた金額だよな‥。

以上は経済の専門家ではないので素人判断だが、為替動向なんて確定的なことは誰にも分からないのだから「期待して」見守るという感じになるだろうか。
海外出発前からいろいろと考えるものだなあ。

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