2011年10月13日木曜日

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」を思い出した

僕は走っている間に「ぼけっ」とすることが好きで、長い時間のランニングは長時間ぼけっとできて至福の時だったりします。
走りながらぼけっとすることの最大の利点は、脳が無意識の中から具体的な言葉や抽象的な思考をピッキングしてくれることですね。
何が出てくるか分からないのですが、大体走り始めて20分ぐらいで海底からぷつぷつと気泡が上がってくるかの如く、脳に言葉や思考が浮かんできます。

今日思い浮かんだ言葉は、リクルートの社訓「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」でした。
元社訓という言い方が正しいのかな、リクルート事件が起きてから公式の社訓から外れましたからね。

多少小難しくはありますが、こちらの解説記事が面白いです。


経営理念 第2回 リクルート「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

僕はこの「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という言葉を就職活動でリクルートの人から聞きました。
就職活動でリクルートの人と会うと魅力的な人が多かった印象があります。
僕もなかなかの体育会系ですので、ああいうエネルギッシュな社員の方がいる職場というのはなんだか勝手に体が惹かれてしまいます。
社会人って「なんだか生き生きしているなあ」と学生の僕は思ったものですが、死んだ目をしている人が大半なんですよね、リクルートの方が例外的に元気なだけで(笑)

紹介してくれた人もこの言葉を気に入っているとのことで、プレートに刻んで机においているとのことでした。
僕もこの言葉を聞いて、「ああ、いいなあ」と思ったものです。

解説記事にもありますが、組織でありながら「個の行動原理」を社訓にしているところが爽快です。
日本の組織というと、個人の人生を掌握して管理する、みたいなイメージが個人的にありますが、逆に束縛しないで自由な意見を奨励している雰囲気がありますね。

僕は結局リクルートさんとは関係のない社会生活を送っています。
けど、この言葉は今日見たいに時々思い出して意識を新たにしています。

人生、黙っていて誰かが何かをしてくれるということは無いですからね。
自分が動かないと周りが変わっていかない。
変化であれば何でもいい訳では決して無いですけれど、機会を創り挑戦していくサイクルを高速で回せば得られるものが多い側面もあるかと思います。
「何も決めない」という態度では変化を拒んでいると、自分という存在がなんだか淀んできているように感じてしまう。
そんな時は、この言葉を思い出し、なにがしかのサイクルを回し始めてみたいと思うのです。

自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ

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