職場でフルマラソンに参加していることを公言しているので、時々「すげえな」とかコメントされます。
一般の人にとっては走って42キロ、とか意味不明の行為で想像ができないのかも知れないですね。
僕もフル体験前は30歳前にフルマラソン走れば人生観変わるかも、と漠然と大事業のように思っていた時期がありました。
けれども、実際体験してみるとそれほどの艱難辛苦を感じることは無かったのです。
タイムを縮めていくという点では今後も向上の余地はいくらでもあるんだけど、フルマラソンって体験してみるとそこまで恐ろしいものではないですよ。
僕は全力でぶつかる課題を探索している人間で、そのテーマを今はランニングに設定しています。
今のところ生涯を通して精進していきたいと思っています。
なので、まだ30前だし、目標はフルより遠くを見ることにして色々とDVDや書籍でフル以上の世界を調べてみたりしているのです。
フルマラソン以上のマラソンレースがあることを一般の人はほとんど知らない。
実際、レースと読んでいいのか、参加者は何と競っているのか、よく分からない世界です。
フルマラソンが意味不明ならば、その先の世界は正直異世界だと感じると思います。
この間フォローしているランナーの方がサハラ砂漠のマラソンのエントリー用紙について書いていました。
参加申し込みに「医師による健康診断書」の提出が必要で、しかも
『極度に乾燥した最高気温45度の土地で約200kmのマラソンに出場するにあたり、健康上の問題はありません。』
と書く必要があるとのこと‥。
ちなみに、サハラ砂漠マラソンというのは、7日間230キロを文字通り「サハラ砂漠」で行うレースです。
文章の意味が通じていますかね?
記載に何の間違いも無いですが、サハラ砂漠で7日間230キロ走るのです、1人で。
ウィキペディアにも項目があって
サハラマラソン
過去の参加者が
「コウモリを捕獲して生き血を飲んで乾きを凌いだ」
「乾きに絶望しリストカットしたが脱水症状で出血できず生き残った」
とか、もはやほとんどフィクションみたいなことが書いてあります。
このサハラマラソンは「世界で最も過酷」と形容されたりします。
けど、実はその他にも「世界で最も過酷」な大会は存在しています。
チリのアタカマ砂漠マラソンは250キロ(標高2000メートル超)
ゴビ砂漠も250キロ
砂漠とは反対の極寒で南極大陸マラソンは250キロ
この3つとサハラマラソンで「4大極地マラソン」とか呼ばれたりします。
僕もここまでいったら、多分今とは違う人間になっていますね(笑)
その他にフランス、イタリア、スイスに股がるモンブラン山を走る160キロのトレイルランニングも「世界で最も過酷」とか形容されていましたね。
人間2日間とか走りっぱなしだと、下り坂駆け下りても脈拍が上がらないんですって。
脈拍を上げるぐらいの力がなくなるんだそうですよ。
人間ってどこまで動けるのか、常識的に考えて自殺行為な大会ですよね。
死人も各大会出てしまっているようです‥。
こういう大会を夢想したりしていると、フルとか大したことじゃないように感じますよね。
標高も平地だし、砂漠や南極じゃないし、なにより距離が5分の1ですからね。
100キロのウルトラマラソンの半分も無いかと思うと、フルに壁を感じなくなってきます。
実際にできるかは別の話なんで、とりあえず今の僕はフルで着実に経験値を詰んでいきますが。
でも、世界中の一般から見たら「普通じゃない大会」は頭に留めておきたいな。
ウルトラマラソンは来年に挑戦するかも‥、今年29歳になるので、30歳前に100キロ‥とか、やりたいな、目指そう!と思います。
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