4年間5区を制した柏原君、それとその他の東洋大の選手もみんな強かった。
この4年間で箱根駅伝の出場校とその強さはがらりと変わった印象です。
さて、今回紹介したい記事は箱根駅伝開催前のものですが、言葉で箱根駅伝を振り返ることができるものです。
箱根駅伝が好きな人にとっては基礎的な内容かもですけど、言葉の語源を知ってみるのも面白いものですよね。
ちなみに私は憧れの箱根5区を近々走ってみようと思っています。
1月下旬か2月頭になりますね‥、予定では。
「ごぼう抜き」「山の神」…言葉で見る箱根駅伝
■「ごぼう抜き」記録20人各校のエース級が出場する「花の2区」(鶴見―戸塚)では、駅伝の醍醐味である「ごぼう抜き」が例年見られます。前年の87回大会では、村 沢明伸選手(東海大)が最下位から17人抜きした快走を見せ、最優秀選手賞「金栗杯」を獲得しました。最多記録は85回大会で日大の留学生、ギタウ・ダニ エル選手がつくった20人抜き(記念大会で23チーム参加)になります。余談になりますが、ごぼう抜きは「ゴボウを引き抜くように、棒状のものを一気に引き抜くこと」(明鏡国語辞典第2版)の意味でしたが、近年 は意味が広がり、「競走などで、数人を一気に追い抜くこと」(同)のように使われることが一般に多くなりました。辞書によっては「本来は誤用」としている ものもあります。
■「山の神」は2代目
標高差864メートルを一気に駆け上がる5区(小田原―箱根芦ノ湖)は通称「山上り」といわれる難コース。81回大会で11人抜きの記録を作った今井正人 選手(順大)が3年連続で区間最高記録を出し、「山の神」と呼ばれました。記憶に新しいのは85回大会から3年連続区間賞で東洋大の往路3連覇の原動力に なった柏原竜二選手で、その力強い走りから「新・山の神」と呼ばれています。最後の箱根路で4年連続区間賞を達成し、新たな伝説を作るかもしれません。
■白熱する「シード権」争い前回は早大と東洋大が激しく競り合い、21秒の僅差で早大が総合優勝しましたが、この優勝争いと同様に目が離せないのが「シード権」争い。総合10位内に入れば翌年の予選が免除されるため、これを目標にしているチームも多くあります。前回は8~11位を4校がゴール寸前まで争う白熱した展開となりました。ゴールまで残り約150メートルで国学院大の寺田夏生選手がコース を間違えるハプニングがありましたが、国学院大はかろうじて10位に滑り込み初のシード権を獲得、城西大はわずか3秒差で涙をのみました。
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