2011年11月26日土曜日

マラソン大会で給水所に水が用意できず最大16キロ供給なし 側溝にたまった雨水を飲む人も

静岡の「ふじのくに新東名マラソン」で最悪な出来事が‥

給水地点に水がない! 静岡のマラソン、参加者脱水症状

 静岡県富士市などで20日にあった「ふじのくに新東名マラソン」で、給水地点の水が尽き、参加ランナーの一部が最長で17キロにわたって水分補給ができな かったことがわかった。脱水症状を訴えるランナーが相次ぎ、大会を公認した日本陸上競技連盟は「生命に関わる、絶対あってはならないこと」として調査に乗 り出す。
これ、本当に最悪ですよねー。
絶対にしかもこの日は静岡での11月の観測史上で最も暑い26度を記録したんだとか。
リンク元のニュース画像ので映像を紹介しますと、


最長で16キロ給水できないランナーがいたことになりますね。
3割程度のランナーが被害を受けたようです。

安全面を確保するのが大会運営の何よりの優先事項なのですが、これは非常にお粗末ですね。
大会が増えてくるとこのような事故の報告件数も増えてしまうわけで。
しかも陸上連盟公認大会‥。
大会開催に当たっては厳しい基準等がもうけられることになるかも。

ちなみに前日の雨でコップが濡れたのが供給できない原因だったようです。
ついでにトイレットペーパーも用意できなかったんだとか。
側溝にたまった水を飲むなんて、悲しすぎる‥。

大会公式サイトでは状況が詳しく説明されています。
http://shintomei-marathon.com/info/2011/11/post-20.html

大会が増えるのは良いことですけど、脱水などは生命に関わる事態です。
湘南マラソンで給水所の指示看板が「あと少し」となってから1キロ給水所が無いのにも、僕は相当にイライラしました。
給水ってマラソン大会では当たり前にあるもので、「給水がないリスク」なんて考えたことも無かった。

物流体制などを考慮する話なのでノウハウが無かったり、管理能力や供給能力など大会運営側にある程度のスキルや人材がないと起きてしまう現象だと思います。
ブームに乗っての大会乱立で町おこし的な意味から需要も高まっていますが、質の確保が課題ですねー。

0 件のコメント:

コメントを投稿