2011年10月24日月曜日

うまいランナーからフォームを盗もう!

僕はランニングをまともに練習し始めて2年くらいですが、フォームってずっと僕の中での課題である。
そして、これからもずっと課題であり続けるだろうと思う。

良いフォームとは○○ってこと。
とハウツーで文字に表せないのがフォームの奥深いところで、こればっかりは「体験」を重ねて体で覚えるしかないです。

その時に何より参考になるのが、うまい人のフォームを観察することです。
で、自分なりに解釈して実践してみること。
そして、その自分のフォームを自分で観察して評価してみること。
上手いフォームの人と比較してみること。

この一連の行為をなるべく多く実践できればランはどんどん向上していくと思います。
ただ、どうしても一人だと煮詰まってきて間違ったやり方を継続してしまったりします。
ふくらはぎがパンパンに育ってしまったり、走るほどに怪我を悪化させてしまったり。
客観的な評価のためにランクリニックなんかに参加するのも有りですね。

まあ、そうはいっても皆さん忙しいでしょうから、今日はランニングのフォームの動画をご紹介。
短い間にメッセージが散りばめられているので、解釈に僕は数回見直しました(笑)





プロランナーと素人ランナーでは筋肉とか全然違うので、もちろん同じようには実践できません。
でも、「綺麗な走りだなー」となんとなく記憶して、街中を走るランナー、テレビ中継のランナーを見て、視覚情報で経験値を貯めましょう。
人間他人の行為を見ても自分が運動するように感じる脳機能を持っていますので、観察することは無駄になるということはありません。

ひとつフォームを見る際のポイントを紹介しますと、

早い人は体が軽やかに動いている、遅い人は体が沈み込んでいる

ということがあります。
それがまさにこの動画で紹介するように、姿勢と着地とピッチと傾きの違いだったりするんですね。
体が沈み込むというのは
背中が曲がりがちで(姿勢)
接地時間が長く(着地)
腕がリズミカルに振れてなくて(ピッチ)
前ではなく上に跳ねている(傾き)
という状態だったりするのです。



観察しつつ仮説立てつつ考えていくと、ある日視界が開けて、フォームがグンと変わって楽に走れるようになる瞬間が訪れます。
その瞬間は練習している中でも最も快感でテンション上がりますねー。

すぐにはマスターできない、いや、完璧さを求め続けるフォームの世界ですが、フォーム改善して走りが進化する快感は体験すると病みつきになりますよー!

秋を探しにいったらカーネルサンダースがサンタの格好をしていた

本日もナイトラン。
山手通りを50分ほど。

暑いのか寒いのかよく分からず、長ズボンで行ったら暑かったなー。
上は半袖だけど、寒さは感じない気温です。

昨日は東京で最高気温が25度とかいってましたけど、今って10月下旬ですよね。
僕は寒いのが苦手なので、なるべく暖かい日が多いのは大歓迎ですけど、季節っていうもんがあるだろう、と突っ込みたくもなる。

「秋」が好きな季節だ、という友人がいます。
しかし、秋を感じる気候って近年極小ですよね。
2005年ぐらいから秋って季節は僕の中で行方不明になっています。

ランニングは季節の微細な変化を感じることができます。
今日はちょっと秋な感じはしたけど、空気には冬を感じたりと「やっぱ秋はないなー」ってな感じの感想となりました。

で、東中野を通った時なんですけど、ケンタッキーのカーネルサンダースの人形がくたびれたサンタの格好をしていましたよ。
いくらなんでもフライング過ぎな季節先取りだと思うんだけど。
2ヶ月前からクリスマスですかい。
店員さんは着替えさせていてどんな気持ちだったんろうか‥。

と、こういう路上の何かを観察し、それに思いを馳せていると、無意識に自転車を漕ぐが如く足が勝手に走っていて、疲れることもなく自動運転のように家へと帰り着いたのでした。
湘南マラソンでも仮装したカーネルサンダースの置物ば点在していれば、リラックスできるかなー。

ニューバランスのはだしシューズMT10 トニー・クルピカへのインタビュー動画が面白い

なんだか、魅せられるなあ、という動画のご紹介。
ニューバランスで「はだし感覚シューズ」minimusシリーズのMT10を共同開発した、ウルトラランナーのトニー・クルピカ。
彼の語るランニング哲学と生き方は、個人的に憧れてしまいます。
こういうストイックなランニング動画、好きです(笑)


ランニングというスポーツの根本まで体験しようとする姿勢。
これは行くところまで行けば悟りを開けそうな気もしてきます。
人生の捉え方、生き方もランニングを突き詰めると大きく変わりそうですよね。

熱心な素人ランナーは人生の中心がランニングではないですが、プロのランニングに対する考え方から学べる生活の随所に学べることはある気がします。
現代生活の諸々のものをそぎ落とすスタイルは個人的にも共感はできますねー。
実際にはなかなか手放していくことは難しいのですが。

10/23のランクリの実技編のメモまとめ

個人的な備忘録の意味で、11/23に参加したランクリの実技で習ったことを箇条書きで列挙。
解説なしです。

  1. 姿勢を良くしようと意識しすぎると、上半身がガチガチにこわばったフォームになりがち
  2.  
  3. 良いフォームの人がいたらそのフォームをじっくり観察すること。目で見ることで体にしみ込んでいく。
  4.  
  5. フォームが綺麗な人は『体が沈み込んでいない』。軽やかな足取りで前に進んでいる。

  6. 踵での着地だと足と地面の接地時間が長くなる。足が地面についてから、蹴りだすまでにタメができてしまう。タメを無くすにはミッドフット着地。股関節の真下辺りで着地して、反発力を利用して上ではなく前に出る。

  7. 「腕を振る」ではなく「肩甲骨を動かす」意識

  8. ラン途中にやる太ももの裏を伸ばすストレッチはガードレールなどに掴まって行うこと。自分のバランスだけで伸ばそうとすると、ブチッと切れる可能性があり。ランニング中は足の裏側は伸縮してないので、動的なストレッチを突然行うと危険である。

  9. ハーフ過ぎたぐらいでストレッチを入れると効果的。全部で30秒ぐらい、軽くささっとやる。本格的に伸ばすと痛くなるし、時間をかけすぎると筋肉が固まるので危険。

湘南マラソンへの会場への列車は例年通勤電車並の混雑!

さて、昨日の湘南国際マラソンのランクリニックで、中川ディレクターから当日の会場への列車について案内された。
JR東海道線についてだが、この路線は湘南マラソンの当日に『通勤電車』と揶揄されるほど混むらしい。
参加登録者が全種目で23,000人、これに大会関係者と応援を合わせると50,000人は人の動きが確実にあるんだろう。
全員が列車を利用するわけではないにしろ、そりゃあ混みますよね。

でも、今回は前回より交通手段が増えて、東海道線の混雑は多少緩和されるらしい。
今年から増える移動手段として、

15両編成の電車を1本増便 3,000人
会場までの直行バス 2,000人

と今大会から5,000人は空くみたいですよ。
これは嬉しいニュースですよね、会場まで混んだ列車で行くほど虚しいことは無いですもんね。
しかも混んでいるから網棚の上に荷物を置いて、混んでいてそれを忘れてしまう、ということが過去にあったとか報告されて‥。
それは、むちゃくちゃ悲しすぎますね、当日そんなミスしたらメンタルを切り替えられるか自信が無い‥。

僕は新宿から専用バスで行きますので、行きは座席に座っていくことになりますが、帰りは電車となります。
さっさとゴールしてさっさと帰宅が一番混まなくて楽ですね(笑)
帰りに足とか大丈夫だろうか‥、と少し不安になったりします。
都心から大磯って結構かかりますからねー、どっか途中で降りるとかしようかなあ‥。

そろそろ当日シミュレーションを具体的に固めておかないとですね。