2012年2月12日日曜日

時代がどう変わっているか

昨日はスタバでウダウダと一日を過ごした。
そのあと帰宅して走った。
走るといえばスタバから眺めていたら多くのランナーが目の前を横切った。
ランニングブームが提唱されて久しいが、この人気の継続具合は人々の気質が以前と比べて変化したんだと思う。

この間Twitterで、
金や権力で威張れる時代じゃないよ
てなことを思いついたので投稿した。

そんな時代の流れとランニングは根底でつながっている気がする。
いま見えている世界がそのまま未来に延長していくとは限らないのだが、多くの人は与えられた前提を疑うことなく現状の延長で考えてしまうのだろう。
僕にしたって見える範囲で見える事柄しか追いかけていない。
昔は個人が、国家やら自分の在り方を考えなくても生きていくことができた。
社会の変化がゆっくりだったし日本が成長していたからだ。

しかし、これからは与えられた前提を生きていると、発展性のない残念な生活に追い込まれるだろう。













 


例えばサラリーマンは会社がしてほしい仕事を与えられる。
けど、それは自分がしたいというカタチと必ずしも一致しない。

昔だったら、与えられたものに反抗することはあり得ないことだったろう。
けど、これからは与えられたものをしているとヤバい。

優秀な技術者を「一円も価値を生まないセクター」に幽閉する愚行

自分の仕事に置き換えて考えてみて下さい。過去8年間、一円も儲かっていなかったらどう感じますか?成長できますか?やる気を保てますか?自分は意味のある、価値のある仕事をしていると胸を張れますか?

こんな感じで過ごした時間の蓄積がヤバい。
言われたことをしてましたって、誰にしての言い訳?自分が損したのを誰かが埋めてくれる?


「真っすぐが通用するうちに、次の変化球を覚えておけよ。」を考える

自分にとって、「真っすぐ」ってなんだろう?
自分にとって、「次の変化球」ってなんだろう?
こういう攻めの姿勢が大事ですね。

で、こういうのって会社で言われるままにしていると実践できないですよ。
能動的にならないとだめです。
だれも教えたり、「ヤバいよ」ってアドバイスしてくれない。
言われないからやらない、で損するのは自分だけです。


Facebook、IPO申請書類に添付されたザッカーバーグの手紙全文

Facebookは元々会社になることを目的として作られたのではありません。世界をもっとオープンにし、つながりを強めるというソーシャルミッションを達成するために作られました。
こういう人が従来成功できましたかね?
できなかったですよね、夢物語でしたよね。

でも、こういうのが時代の流れなんですよね。

常識とか絶対とか思っていること。
そういう無意識の思い。

それ、時代とあってますか?
能力高くても、今成果を上げていても未来に逆行するような、

金持ってます
権力あります

みたいな空気を出しちゃうと、一気に失いますよ。
時代の流れは凄いですからね。

そういうことを考えていた週末でした。

自分の「ドラクエの進め方」を考えることは自己分析に最適【RPGのように積極的に現実世界を生きてる?】

いやあ、なんだか新鮮で面白かったなあ。

ドラクエ人生論

現在30歳前後の男子でゲームやっていたなら、ドラクエってやっていると思うんです。
リンク先は主にドラクエ3の話のようですが、とてもイメージしやすくて腑に落ちた。
その反面、ゲームの中ほど現実世界で前向きでない自分を発見したりして‥。
まあ現実と異なるからこそゲームなんですが、ゲームから現実にフィードバックができて現実生活の質が上がれば最高だよね。

RPG、特にドラクエみたいなものには人それぞれの進め方があると思っています。
僕も小さい頃からやり方がワンパターンで、それが僕の気質を特に表しているように思っています。

僕のドラクエの進め方は

1:慎重に慎重に準備しながら進める
煩雑でも雑魚的倒しまくって殺されないためのレベル上げをする

2:その段階で売られている最高スペックの武器を買う
新しい町に行ったらまず武器屋。
新しく買える最大限のスペックの武器を購入する。
確実に「こうげき力」が上がるので、その町にたどり着くより強くなっている。
そして1に戻って周辺の的を倒してレベル上げ。

3:武器と防具は完璧主義
その町の新しい武器と防具は完璧に備える。
隊員全員を強くするために時間はかかってもお金を集める。

4:本編にしか興味無し、裏設定とかを完全クリアはしない
いわゆる「本編の全クリ」が目的で、「道具を全部集める」とか「全員をLv.99」とかは目指しません。

5:頼まれている依頼とは別の大陸を目指して関係ない世界を見る
船とか見つけると、大抵ストーリーの流れとは関係のない場所に行けます。
そういう世界で段違いに強い的がいるエリアで1回戦って、戻って回復してまた戦ったりする。


思いつく感じでは以上。
これ、RPGやる人が全員やる行動じゃないと思います。
1つ1つはやったことがある人多くても、全てを僕と同じようにやっている人はどれくらいいるのか?
ここに思いつく以外に、僕のRPGの進め方には癖があるんだろうな。

思うにこういうゲームの世界って人それぞれの気質みたいなものを反映させやすいので、受けるんだと思います。
現実世界では自分の事象全てをコントロール不可能だけど、ゲームなら全権が自分の手にありますよね。
主人公を苦しめる魔王とかがいますけど、魔王とかの存在すらも自分の手の上の出来事という全能観(笑)
そういう世界では抑制がはずれて、個人が本当にやりたいようにやるということができるのだと思います。
というか「思わずやりたいように振る舞ってしまう」みたいな感じですかね。
小さい頃は現実世界も制限少なく楽しかったですけど、ゲームで自分の思うがままにするっていう世界も求めていたんだな。
小さいながらにドラクエを楽しみにしていた心性が興味深くなってきた‥。

自己分析とかって取っ付きにくいですし、達成したのかなんなのか分かりにくいです。
いろいろな分析シートとか将来の自分とか、自分史とか書かされたりするわけですけど。
ストレングスファインダー、YG検査、内田クレペリン、と各種心理測定法もあれどあの結果って覚えきれないし腑に落ちても日常生活で意識して行動できないですよね。
「さっすが、俺、YG検査で「ディレクター」になった通りだな」とか思わないでしょ検査から1週間も経過すると。
そもそも心理測定では「ありたい自分」みたいなものが投影されたりもするので、心理検査の結果大好きとかって人間は素の自分で受けていなかったりなんであんま信頼できねーなと思ったり(笑)


その反面、ゲームやるときってリラックスしているし、性格検査されたりしていないから素の自分をあますことなく表現できている気がします。
嫌々やっているわけでもない、熱中している時間ですし。
そういう時に表現する行動こそ最も自分らしい(自分らしさが出てしまう)と感じるのです。

ドラクエ自体は、小学生でもできるからストーリーが分かりやすい。
だから、難しいこと考えなくても要素を思い出せる。

「俺、ドラクエで○○するタイプだから、こういう風に考えているんだ」

って、考えることで客観性が強まりメタ認知できて現実世界も理解が深まる気がしますね。
ドラクエで直面するイベントや局面を拡大解釈しても、複雑な人生全てに適用できないですけど結構な範囲の問題を考えられる気がしてきた。
ドラゴンボールとかのマンガも色々気づかされるけど、マンガの「解釈」よりはゲームの「進め方」の方が個性がより発揮できるように思います。
あと、ストーリーは単純なのがいい、そうじゃないと自己分析の方に利用するリソースがゲーム解釈に奪われてしまうwww


ゲームやった時間ってさんざん大人に批判され(僕は「ゲーム脳」とか批判された世代)、自分自身でも現実世界からの逃避と考えて「無駄な時間」と思っていたけど、

ここに来るまでに通ってきた無駄と思われる時間が自分の人生の個性だし、そこで拾い集めてきたものがこれからの自分の人生できっと役に立つはずだ。なぜならそれは僕以外は経験していない、僕の強烈なオリジナリティなんだから。

って考えることができた。
とかいうと、飛躍して考え過ぎ、言い過ぎ?

こういうの、どこかで誰か書いてそうですよね。

と、いうかリンク先がそもそも先に「ドラクエ」で「人生」考えているじゃんww
完全に焼き直しなのでした。

2012年記事まとめ【16】リスクを嫌いルンバが作れない日本企業、日本のリーマンの絶望、パワハラの定義

日本の家電各社が掃除ロボット「ルンバ」を作れない理由…国内製造業の弱点


非常に日本を象徴する記事ですね。
このご時世、ニーズを把握していながら作れない家電分野があるとは‥。
提供した側ではなくて購入した側のそれこそ自己責任だろうに。
これがこの国なんだよな‥。


【どう生き残る?】日本のサラリーマンの絶望と希望を見つめる記事まとめ

うーん、これは興味深い。
まとめられた記事をこれから読み込んでいきます。

厚労省、「職場のパワーハラスメント」の定義を発表 具体例を提示した資料公開

  • 暴行・傷害(身体的な攻撃)
  • 脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言(精神的な攻撃)
  • 隔離・仲間外し・無視(人間関係からの切り離し)
  • 業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害(過大な要求)
  • 業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと(過小な要求)
  • 私的なことに過度に立ち入ること(個の侵害)
上記がパワハラの定義とのこと。
これ、まず知られないだろうけど、知ったとしてもパワハラするような人間は自分の行為がこれに該当するとは露程にも思わない気がする。
これを読んで修正可能な人は極小であるのが、この問題に悩まされる人の難しいところ。
正直、社内で解決することに限界を感じたら実際に訴えたりするしかないと思う。
僕だったら訴えて会社を辞めますね。
そんなパワハラ人間を上席に上げる会社についていけないし。