2012年1月5日木曜日

「ごぼう抜き」「山の神」箱根駅伝のまめ知識

今年の箱根駅伝は新山の神の柏原君が率いる東洋大学が大会新記録で優勝をしましたね。
4年間5区を制した柏原君、それとその他の東洋大の選手もみんな強かった。
この4年間で箱根駅伝の出場校とその強さはがらりと変わった印象です。

さて、今回紹介したい記事は箱根駅伝開催前のものですが、言葉で箱根駅伝を振り返ることができるものです。
箱根駅伝が好きな人にとっては基礎的な内容かもですけど、言葉の語源を知ってみるのも面白いものですよね。
ちなみに私は憧れの箱根5区を近々走ってみようと思っています。
1月下旬か2月頭になりますね‥、予定では。


「ごぼう抜き」「山の神」…言葉で見る箱根駅伝

■「ごぼう抜き」記録20人
 各校のエース級が出場する「花の2区」(鶴見―戸塚)では、駅伝の醍醐味である「ごぼう抜き」が例年見られます。前年の87回大会では、村 沢明伸選手(東海大)が最下位から17人抜きした快走を見せ、最優秀選手賞「金栗杯」を獲得しました。最多記録は85回大会で日大の留学生、ギタウ・ダニ エル選手がつくった20人抜き(記念大会で23チーム参加)になります。
 余談になりますが、ごぼう抜きは「ゴボウを引き抜くように、棒状のものを一気に引き抜くこと」(明鏡国語辞典第2版)の意味でしたが、近年 は意味が広がり、「競走などで、数人を一気に追い抜くこと」(同)のように使われることが一般に多くなりました。辞書によっては「本来は誤用」としている ものもあります。

■「山の神」は2代目
標高差864メートルを一気に駆け上がる5区(小田原―箱根芦ノ湖)は通称「山上り」といわれる難コース。81回大会で11人抜きの記録を作った今井正人 選手(順大)が3年連続で区間最高記録を出し、「山の神」と呼ばれました。記憶に新しいのは85回大会から3年連続区間賞で東洋大の往路3連覇の原動力に なった柏原竜二選手で、その力強い走りから「新・山の神」と呼ばれています。最後の箱根路で4年連続区間賞を達成し、新たな伝説を作るかもしれません。 

■白熱する「シード権」争い
 前回は早大と東洋大が激しく競り合い、21秒の僅差で早大が総合優勝しましたが、この優勝争いと同様に目が離せないのが「シード権」争い。総合10位内に入れば翌年の予選が免除されるため、これを目標にしているチームも多くあります。
 前回は8~11位を4校がゴール寸前まで争う白熱した展開となりました。ゴールまで残り約150メートルで国学院大の寺田夏生選手がコース を間違えるハプニングがありましたが、国学院大はかろうじて10位に滑り込み初のシード権を獲得、城西大はわずか3秒差で涙をのみました。

 

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