2012年2月13日月曜日

国境の無い時代、タイムラグの無い時代、個人の時代、モジュールの時代、専門性の時代

タイムマシン経営がネットでもあったことすら懐かしい。


ウェブが変革をもたらした新しい世界では ゼネラリストはいらず専門家だけが生き残る

タイムマシン経営ができるほど、タイムラグが存在しないのだ。
その意味で、日本企業が日本国内だけを相手に商売をしていくということは許されなくなってきている。
ほんと有名サービスはすぐに日本に入ってきちゃいますからね。

しかし、必ずしもプラットフォームを構築せずとも、個人、あるいは小さな企業は生き残れる。共通のプラットフォーム上で動くアプリケーションやゲームなどの「モジュール」を作り、稼ぐことができる。
むしろ、これからはプラットフォームよりもモジュールの方が可能性を秘めていると言えるかもしれない。たとえどんなに優れたサービスを新たに思い ついても、それだけをもってプラットフォームを構築するのは現実的でないからだ。すでに世の中には、SNSや動画共有サイトなどの様々なプラットフォーム ができあがっている。あるSNSに参加している人が、一つの新しい機能を利用するために別のSNSに新規で参加するとは考えにくい。
それよりも、すでに存在するプラットフォームに乗っかる形でビジネスをした方がはるかに効率的なのだ。

そういう、でかい仕組みを輸入するっていうんじゃなくて、もう個人がやっていく時代なんだよねえ。
好みが細分化されてるけど、逆に何かにハマる人同士のつながりは昔より濃くなっている気がします。

 よくサラリーマンの方から「うちの会社はどう対応すればよいのか」といった質問を受ける。だが、考えるべき優先順位が間違っている。経営者ならともか く、サラリーマンであるならば、勤務先が組織としてどうあるべきか、という以前に、まずは自分自身の能力をどう高めるかが大事ではないか。現在、企業に勤めている人は、とにかく専門性を高めることを念頭に置いて仕事をすべきだ。能力さえ高ければ、今まで以上に稼ぐことも可能なのが、ウェブが変革をもたらした新たな世界である。

「うちの会社はどうするべきか」なんて質問は、法人を背負っているかのような錯覚を自分に与えるための言葉じゃないかな。
長くサラリーマンをやっていると、こういう言葉がすんなり出てきて発言したことすら意識していなかったりするから困る。
長年勤め人をしていると、人はやはり自分らしさが消えてしまうのだと思う。

今年30歳を迎えるにあたり、仕事について考えることが多くなった。

時代がどう変わっているか

それ、時代とあってますか?
能力高くても、今成果を上げていても未来に逆行するような、

金持ってます
権力あります

みたいな空気を出しちゃうと、一気に失いますよ。
時代の流れは凄いですからね。

ぶれないことにも価値があるけど、それであまりに苦しいんじゃ仕方ない。
今、思っていることは本当に自分が考えたことだろうか。
本当にそんなことを自分は考えているのだろうか?

習慣に言わされていないか?
誰かの考えが勝手に口をついていないか?
本当にそんな自分を認めて自慢ができるのか?

これからのキャリアを考えるお年頃です。

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