2012年1月15日日曜日

新宿ハーフの攻略のポイント(2012年の参加経験から)

本日参加した新宿シティハーフマラソン。
個人的には大成功の大会でしたけど、実際に参加してみて特徴と思われる点が3点ありますので、
ここにそれを記し今後参加される方の参考になればと思います。

1.コースに1車線が結構多い

結構という言葉だと曖昧なんですが、スタート直後の信濃町〜四谷付近までは1車線が多かったです。
それからもたびたびあり、さすがに数えきれないので「結構」という曖昧表現です。
1車線で何が困るのかというと、混雑している場合だと抜かすことができません。
自分のペースで走ることができないため、ストレスが溜まったり予定のペースが守れなかったりします。
僕は号砲から13秒後にスタートラインを通過しましたが、90分を切るランナーで記録を狙うなら、

並ぶ場所は最低でも1時間25分までのゴール予定の集団
そのなかでもなるべく前につけること

をお勧めします。
後続の集団ほど数が多いため、飲まれてしまうと大変です。

最もまずいのが、「最初はゆっくり行って徐々にペースを上げていこう」というパターン。
追い抜きが難しい1車線だと、遅すぎると思ってもそこから抜けられません。
なんとか抜け出すにしても、カーブや下り坂の危険な場所を選んで勝負をかけるか、
こまめに集団の空きスペースをぬっていくことになります。
これは無駄な体力ロスになりますよね。
僕は最初の10キロ40分ぐらいで入りました。当初予定より4分ぐらい早かったですが、
後ろの集団に飲まれたらこのハイペースどころじゃないタイムと体力ロスになっていたと思います。

2.御苑トンネルを抜けたところで1周目の方々と合流してしまう

上述した「スタート直後に集団に飲まれない方法」は実践することでリスク回避をすることができますが、
こちらはよほどのエリートランナーでないと確実に遭遇することになってしまいます。

1周目の方との合流とはどういうことかと言いますと、
15キロ地点あたりから御苑トンネルというトンネル内を抜けるのですが、
その抜けた先(新宿高校付近)あたりから後続の1周目の方々と合流するコースになっています。
周回コースだから起こってしまうことなのですが、
それまでの広い空間が人で埋め尽くされてしまう
しかも
それまでとは一気にペースダウンする集団
なので、もの凄い固まりと当たると回避することやコース取りがとても大変です。
当たってしまった以上はっきり言って「運」ですね、走りやすさが。
そこから3から4キロぐらいはその集団と離れられません。

今日は「右側のコースは開けて走れよ!」と怒鳴る2周目ランナーも。
気持ちは分かりますが‥、クリーンじゃないですよね。


3.歩行者の横断誘導、急な下り坂・折り返し

こちらもコース特性ですね。

まず、横断誘導。

これは、コース上を一般歩行者が横断するのですが、ボランティアの誘導がピンキリで
ランナーが集団で走っているところだとさすがに歩行者を止めるものの、微妙な集団だと渡らせてしまい
思いっきり接触の危険性があるという問題です。

実際僕の前の人が歩行者と接触して口汚い罵りが聞かれましたね。
僕もひやりとしたことが数回。
ボランティアの停止を無視して突っ込む自転車とか危なかったですね。

横断する箇所がある場合には事前にボランティアの方が掲示してくれますが、
やはり接触スレスレということが起きてしまいます。


急な下り坂・折り返し

これはランナーにより個人差あると思いますが、僕は急な下り坂と折り返しが多いコースと思いました。

折り返しは内側にいる人が危なかったですね、スタートして1キロぐらいである折り返し、
バランス崩している人多数でした。
これは写真撮影ポイントでもあったので混乱が増したように思います。
周回コースなので何度もそのポイントがあることも厄介ですね。

下り坂も個人差あるでしょうが、急と呼んで差し支えない箇所が2カ所ぐらい。
周回なので2回ずつ体験できます。
御苑トンネルも最初下り坂、あとは徐々に上り坂、と長く続くので結構ポイント。

僕は上り坂相当得意ですので、かなり抜かさせてもらいました。
逆に下りで飛ばして勢いをつけている人もいましたね。
坂が得意な人には緩急つけやすくて良いコースでもあると思います。
ただ、得意分野だからといって飛ばすとヤバいです。



以上、長くなりましたが3点ご参考になればと思います。

ちなみに2012年のドリンクは、水とアミノバイタル。
食事はなし、スポンジもなし。
距離表示は5キロ毎とラスト1キロでした。
トイレはコースマップよりは多くある印象でしたし、それほど混んでいない模様。
チップはゼッケン裏に付くRTタグ表と裏で2枚張りつけです。

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